エヴァンゲリオン 観てきて、昨日自分が日記に書いたようなこと、いくつか描かれてるような気がして、(自分がそういうこと考えてたからそう解釈しただけかもしれないけど)ますます幻感が強まった。。

絵描けなくても、スペシャルじゃなくても愛があればいいじゃないかと言われた気がして、頭がくらくらとした。

映画見終わって、新宿の街、西新宿の公園をぶらぶらと歩いた。彼女に昨日書いたような全部幻なんじゃないかという話をして、じゃあ僕は鬼かもと言われて、幽霊じゃなくて鬼なんだとおお、となった。今日は一層彼女が何を考えているかわからない、自分がぼーっとしているせいか、彼女の反応のせいか、新宿のビル群の風景のせいか。

映画中、親殺し、もしくは自分の影殺しの図を思いついた。

自分また忘れそうなので、メモ。

こんな歳になっても、まだモラトリアムに囚われている自分なので、

色々思い出すし、世の中的に中二病と言われる状態でいる。

ので、エヴァンゲリオン観に行きます。

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根本的に自分は一生幸せなんていうのは手に入れられないという気持ちでいて、

友達には「You're already fall in love with your depression」なんて言われる始末だし、

自分を愛せないから、代わりに自分を愛してくれる人を見つけてその埋め合わせをしようとしているなんていう、お決まりの文句はもう何度も言われてきた

先日も「勇敢に自分の美しさを発見して自信を持って」なんて言われて、いや僕は今もう何歳なんだよって思った。

何かあったわけじゃなくて、ただこの一週間歯がずっと痛くて、ある時頭がサーッとなって違う次元に移動した気分になってるだけだ。

以前会っていた友達たちも、みんな結婚や同棲を始めてすっかり会わなくなって、メンタル的な環境空間が変わったせいかもしれない。(言い訳かも。制作しなくなった自分に対する後ろめたさ、自分はそれがなければつまらない人間だと思っているだけかも。)自分の属してる場所が自分の中だけになってしまったようだ。

夜中歯が痛くて眠れない時に、彼女は何も言わずに顔のマッサージを始めてくれて、後日自分も恩返ししようと言ったら、「自分がしたいことをしただけ、隣にいるだけで嬉しい」と言われ、尚更自分は幻の世界に移動してしまったかもしれないと思った。

全部自分の妄想が作り上げた世界で、彼女も自分の妄想かもしれないなんて考えたら、少し面白い。

人の顔はうまく思い出せないことがあるけど、彼女の顔は簡単に思い出せるのは、自分が見つめすぎてるせいか、彼女がよくセルフィーを送ってくるおかげか。

母の顔も簡単に思い出すけど、しばらく会っていないので今浮かんでいる母の顔と今の母の顔にはズレがあるかも。

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子供の時は父の転勤で3,4年おきに転校していた。その時の自分は人を殴ったり万引きをする癖があり、それを自分ではやめたいんだけど、うまくコントロールできず、転校のたびに人生リセットできるかもという期待の感覚があったことをふと思い出した。その影響かもしれないけど、今でもたまに全てリセットして一から人生を始めたくなることがある。

それや、自分が経験してきたことは全て幻かも、や自分の今いる世界は全て幻かもなんて未だに考えることがあり、やっぱりまだモラトリアムの最中だなって思って、でもそれさえも結構どうでもいいやと今は思ってる。

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一年後、彼女が離れる時に自分はまた死を体験するでしょう。

彼女が日本を離れるまでに展示をするということを忘れないようにしないといけない。。

浮かれてるのと、全部幻みたいな気分のせいで忘れていた。

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親へ向けて。自分の両親ではなく、(多分なさそうだけど)自分が子供を持ち、自分の子供がみた、親の生き方を綴るような、、自分の死ぬ時に、子供が語る両親の話。

最近友人が子供を持ち始め、先へつながっていくことを、意識はしていないけど感じている気がする。

これからの先、起きることと起きると思っていたけど起きなかったこと、起きなかったことがあたかも起きたように振る舞いながら生きていくこと。

選ばれなかった選択肢、選ばれていたとしたら、こう生きていたということ。

それは冷笑主義に対しての抵抗でもある。ニヒリズムかもしれない。

昨日まで、気持ちの抑揚があり、調子いいなと思ってたけど、

急に不安というか虚しさの波がきた。

自分幻見てるだけかもしれないという気持ちだ。

一応日記的に記しておくと、12月に付き合った子とは2ヶ月で別れた。

ロランスの台詞とジジェクのコミュニケーションとロマンスについての話が決め手になった。

前の子とは心が通じていなくて、だんだん一緒に居て虚しくなってきて、駄目になった。

そして先週くらいに一年間限定の恋人ができた。

恋愛のことばかり書く日記になってる気がするが。。

実際一年間限定って言ってるけど、もっと早くに終わるかもしれないし、わからないな。

彼女は日本語がネイティブじゃないから、思ってることの半分しか話せてないと言っていた。

僕が言うことも多分全部は理解してないと思う。

その分、僕の方で空白を補う部分があって、ドラマティックに捉えてる部分があるかもしれない。

実際のところ、彼女の感情は伝わってこないことがある、肩透かしも。

まあそれは言語が同じでも起こることだけど。。

ロランスの「自分と同じ言葉を話し、自分の言葉を理解する人を求める」と言う様なセリフ、

そう言う感覚があったので、一緒にいるのに正しい人と思って、

けど、自分の悲しさが誘導した勘違いだとしたら、それは空虚だな。

また、砂の城か霧の家でも作っているかもしれない。

ネガティブな夜がきている、ダメだ。。

実際に一年後にどういう風になっているか、全然読めない。昨日に地震くるのが全く読めなかったのと同じ様に。

無の世界で、何も考えられない状態で、名前もつけられない様な感情なのかどうかもわからないものになりながら、ただ漂っていたい。死はそういうものかもしれない、願望だけど。

 

何かの映画で見た、宇宙空間に投げ出されて、ただぐるぐると高速で回転することしかできない、

そんな状態になってしまった。

 

死の欲動

2020年は最後までろくな事なかったな。

間が空いたが、結局その後東京に引っ越し、下の階の住民と揉めて

また一ヶ月半で引っ越しをする羽目になり、ちょうど一ヶ月前にまた都内の別のアパートに引越しをした。

東京の人間は気取り腐ってて、カッコ悪すぎなんて最初思ってたけど、それに慣れつつある自分が嫌だなって思う。

その後、数人の女の子と会って遊び、一人の子と付き合うことになったんだけど、

いつも何話していいか分からなくて困る。

先週末に一緒にギャラリーに行った帰りに、一杯酒でも飲んで帰るかと渋谷の居酒屋に寄り、テンションを上げるためにハイペースで飲んでいたら、帰り際に急に酔いがまわってしまい、顔から二回こけて顔面を激しく負傷してしまった。

大分回復したけど、今も顔絆創膏まみれでこれを書いている。

彼女とは、本当に何を話していいか分からず、息が詰まるような感覚がある。

今何が欲しいとかって話をされるんだけど、消費のことなんてクソほど興味ない。。

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昨日は久しぶりにHさんと会って、最終的にまた資本主義の悪と、それの常態化について話をしてたけど、どうにもできなさとか個人主義的になりそうな感じとか、苦しくなった。

どう付き合っていくかっていうスタンス、急な解決策なんてきっとないし、何かそれを見出そうとしてもめちゃくちゃ偏ったものになりそう、なんてことを思い、自分は現状すぐにそれが変わることに対する期待に対しては諦めつつも、納得しないことには抗い続ける姿勢を崩さず、それに対して当たり前になってたり諦めている世の中にウイルスを混在させていく、自分がそのウイルスの一因になっていくスタンスで行こうと決めていて、(というのもあまり考えすぎると自分がしんどくなりそうなので)でもそういう話をする度に、どうしようもなさにしんどい気分になるのでした。

とは言っても、他の人と意見交換して、自分の考え人に伝えて整理したり、人の意見を聞くことで確認できることがあるので、やっぱりそういうことは話していきたいけど。

そういう話ができる相手がいるのは幸せだと思う。。

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どんどん都合いいものだけが残り、余計だと思われるものは排除されてクソみたいにクリーンになっていく世の中で、自分は来年もウイルス的な動きをしていきたいと思うのでした。

先週の金曜に彼女は出て行った。

出て行ってからは、なんだか吹っ切れて、今まで自分を包んでいたものがなくなって、

本当に砂の城に住んでたような感じ。思い出すのを避けているのか、もうどんな感覚だったかもはっきり思い出せない。

とは言ってもふとした瞬間に思い出してしまったりするんだけど。

今日は涼しい。9月だし夏も終わるんだろうか。

生活を変えるために引っ越すんだけど、今景色の良い広い部屋で一人で過ごすのも悪くない感じ。限りがあるからそう思うだけかも。

取り敢えずあと二週間で東京に引っ越します。

自分が今何を持っているのかわからない。

彼女も彼女も僕のことは気にしていない。