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多分、自分が何を考えてるのかよくわからない状態のまま、
ずっと過ごしていて、
自分が何を考えているのかよくわからない状態が身体に馴染んで当たり前になっているような気がする。
どうやって今生きてるのか。
ただ快楽が選択肢を選ぶようにしていて、
磁石みたいにそれに必然的に引っ張られて、
何かに引っ張られ続けて流れで生きているような気もする。
そういうことは自然だな、とも思う。
正直、こんな状態でも生きていられるとは思っていなかった。
むしろ生きていくためにそういう状態でいるのかな、わからないな。
絵の仕上げ方もよくわからなくなってしまった。
それか変態中なのか。
4月から外で働き始めて、家にいる時間の方が少なくなった。
仕事場に行くと自分のスイッチが切り替わる感じがするので、
前みたいに自分の状態を探るのは難しくなった。
なので、絵も何を描いているのかよくわからない状態で、
完全に素人になった気分で絵を仕上げようとずーっとたらたらと描いている。
そうは言っても自分は純粋に絵描きだと今でも思っているけど。
Blonded radioが、生活の中の一番の楽しみになっているかも。
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今日は何てことない日だった。
絵も描いていない。
Aからは返事はこない。
どうすれば居心地の良くなるかということだけを考えている。
前に会った女の子にもう一度会って、ご飯だけ食べた。
どうしてもAと比べてしまったりするのだけど、
この子のことはそういう風に好きになれないと思うけど、
一緒にいるのは苦痛じゃないというか、心地がいい。
一緒に寝られたらもっと良かったかも。
どんどん記憶を上書きしていきたい。
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あれから、1週間くらいしかたってないのに、
なんとなくメッセージを送ってしまった。
会いたいとか話したい、という気持ちはもちろんあるんだけど、
やっぱりもう終わってしまった気もしていて、
今メッセージを送ってみると何が起きるんだろうという興味もあった。
結果は返事が返ってこない、という。
くよくよしてるわけじゃないけど、あの時間は何だったんだろう。
僕はあの時に、本当の愛を感じたと思ったけど、
それもそもそも本当だったのかどうかもわからなくなってきた。
まあ、いい。
どうせ今自分にできることは決まってるし、
それを知っているのでするしかない。
自分のことを自分でするしかない。
寂しいけど。
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今日は机にニスを塗って、乾かす間にキャンバスを張った。
昨日までと同じ部屋にいると思えないほど、
気分が違う。
キャンバスは張りが甘く、ぶよぶよの感じになってしまったけど。
Yが絵を送ってくれそうにないので、
自分で飾りたい絵を描こうと思って考えている。
自分のために描く、となると自分が何が欲しいかというのを考えるだけで、
ただ飾りたい絵を自分でつくるというのは、すごくピュアな気がするし、
イメージもすーっと急に出てきた。
結局自分の中にある風景を、窓からのぞくみたいに、
画面に取り移すだけなのかも。
夜は走った。適温でフォレストガンプみたいに、そのままどこまでも走っていってしまえそうだった。
アイデアも湧いた。
結局、別に今は誰の要望もないわけだから、自分が欲しい絵だけを純粋に描くっていうことでいいのかも。
誰かに何か訴えかける必要もないのかも?
起きたけど、誰にも気づかれなかったこと、
起きたけど、なかったこととして忘れられていくこと、
起こると思っていたけど、起きなかったことの予感、
起きたと思っていたけど、現実に何が起きたのかわからないこと、
そのまま幻のようになってしまうこと、
のようなものたち。
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渡されることのなかった手紙、について昼に考えていたら
夜に間違った手紙がうちに届いていた。
しかし、名字は僕と同じで下の名前も
親が僕の名前をつけるときに第一候補で考えたものだったので
次元が歪んだような、自分が今までとは少しずれた世界の自分になったような気分になった。
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Frank Oceanのmixに入っていて知ったAlex Gというアーティストが良い。
知らなかったけど、Ryanのアルバムにも参加していた。
こういう感じの曲にハマるの久しぶりだ。
好きな子と休日に部屋で聴きたい感じだ、、、(昼でも良いし、夜でも良い)
とか言っちゃってるんだよな、、。
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大きい机を自分で作って、部屋の模様替えをした。
机はもうあと10cmくらい奥行きが欲しかったなという感じなのだけど、
部屋の印象はかなり変わって、引っ越しに近いほどの気分転換になった。
するとAと過ごした思い出も空間と結びついていたのか、更に薄れて
そこの余裕も出てきた。
とは言っても、Aがこの部屋に来たら何て思うだろうとか、
来てくれたら良いのにとかは相変わらず思ってるし、また仲良く出来ればもちろん幸せなんだけど。
しかし、Aの写真を見ていても、交じることのなかった人の写真を見ているような気になってくるし、
Aもきっと僕のことはどんどん忘れていってるだろうと思う。
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壁が大きく空いたので大きな絵を飾りたくなった。
ドイツに留学中のYと絵を交換する約束をしていたけど、最近は忙しいのか連絡がつかない。
今Yのあの黄色い絵が部屋にあればいいのになと思う。
代わりに自分で部屋に飾りたい絵を描こうかなと思っている。車の絵かな。
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繋ぎ止めるために考えてるせいで、また夢にみた気がする。
というか、夜うまく眠れなかった。
この曲を一緒に聴けたらいいのに、とかそんなしょうもないことを考えてしまったりする。
しょうもないよ。
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アイデアってどうやって出していたんだっけ。
なんで、踏ん切れないのだろうか。
今日こそ描きたい。
確信を得なくてもとりあえず描けばいいんだ。
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部屋で、送ってもらったSONYのスピーカーで音楽聴いてると車の中にいるような気分になるときがある。
車は運転できないせいか、止まっている車の中、外は何だろうか、知らない街。
知らない人も行き交う。知らない広告が並ぶ。
ただ、自分はその車内で音楽を聴いて過ごす、運転していた人を待っているのかもしれない。
何も待っていないのかもしれない。
時間に限りが無いような気がする。
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見えるような気がするもの、
見えそうな見えないものを、見えそうな予感のまま描いてみようかな。