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雨上がりの街、久々に街へ出たが

空気の尋常じゃないぎらぎらの様に

くらくらになってしまった。

まるで、初めて海を眺めるように、電車の窓から外を眺めた。

 

最近、ずっと風景が頭の中であったから

現実、今、自分がその空気の中にいる、と思うと

何か自分という箱が拡張されたような気分だった。

 

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街へ出たのは、中目黒で開催されている伊丹豪さんの写真展を見るため。

伊丹さんの写真はまさにそのような試みがなされていた。

画面からの拡張。

それは画面の外にも世界があるってことだけじゃなくて、

画面の中の空気がそのまま外へと拡張されていくこと。

を感じた。

 

写真集もとてもよかったので、迷いながらも購入した。

ほとんどがウェブ上で見れる作品だと思うけど、

紙面でどかっと見れる醍醐味、と組み合わせと連続の気持ちよさがあったから。

 

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自分から外のことはわからない。

自分から外へと向かうことならできる。

 

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夜、月がとても明るかった。

変なことがぎりぎりのところで起こらない、が続いた緊張感のある一日だった。