久しぶりにすごい寝た。

 

寝る前に、またロランスを少し観て、あの子のことを考えた。

関係さえうまくいっていれば、幸せな状況なんだけど。。

まあ、いい。

忘れたらおかしいなという気持ちなので、意図的に思い出したりしている。

 

そのせいか、久しぶりに彼女に関する夢をみたような気がする。

直接は出てこなかったけど、間接的に。

 

ああ、というか確実に誰か親しい女の子は出てきた。

知らない街の駅で電車を待っていたし、

知らない自分の言語ではない学校で授業を受けるシーンもあった。

 

今日はとにかく絵を描こう。

つらくなったら出かけよう。

本当に急にふっ切れてきた。

もちろん、そういう方向に持っていこうと努めてきたわけなんだけど、

なんかもう本当に自分の中でなかったことのように扱われようとしている。

そうなってくると気持ち的にスッキリして楽なんだけど、

本当にそれでいいのかなという戸惑い?もある。

もし、そうなったとしても今回のことで自分にもたらされた大きな変化は

揺らがずに残るんだけど、なんか逃げてるような、

考えることを放棄してるような、また頭がうまく働かなくなったり、

無意識に壁作ってしまうの、再開してしまいそうでこわい。

かと言って、今は一方通行な気持ちなので、

それはもうどうしようもできないし、こういう手段をとるしかないというのは

自分の中で明確になったので、、、

 

それでも、やっぱりあのときに感じた愛や、愛したこと、

そういうことって今までにもあまり無かったような気がするし、

本当に心地良い瞬間だったし、幸せであったし、

そういうことが続かないことになってしまったのは、本当に残念だし悲しいけど。

そういう時間を意図的に思い出そうとするんだけど、

ハッキリ思い出せなくなってるのは、

心が無意識に遮っているからだと思うし、それは少し気持ちが悪い。

 

このまま、ただの他人に戻っていくのかな。

まだわからないけど。

 

今日もまた結局日が暮れる前に出かけて、

夜まで家に帰らなかった。

3日連続くらいで画材を買いに行っていて、異常。

まあ、今はそうするしかない。

外では、今日はただただ展示のことを考えていたから、

気持ちは楽だった。

まあ、その展示のことを考えるときも、

あの子にもし見にきてもらえたらいいなということを想像したりもするんだけどな。

 

多分、もっと忘れていってしまう気がするんだけど、

本当に愛していたっていうことは忘れたくないなと思うし、

忘れてもらいたくないなと思う。

 

そんな気持ちが残っているうちにも、絵を描けるだけ描いておきたい。

最近は家にいたくないので、

毎日何かしら用事を作って街を徘徊するようにしてるんだけど、

もうそろそろ家で落ち着けるようにしたいし、

一番は部屋で落ち着いて絵を描くことなんだけど、

今日もまた用をつくって外に出ようとしている。

 

外では、なかった可能性についてと、

これからのことをぐるぐる考えている。

ロランスで「ただ朝起きる度に、手に入られなかった未来を思い描くだけ」というようなセリフがあったけど、

今はそんな状態。

一瞬でも愛を感じたのは本当だったし、

タイミングがずれてしまっただけで、こんなにもうまくいかなくなるものなのか。

ただ、何があってもそういうことあったのは事実だし、

これを憎しみみたいな感情に置き換えるのは絶対に間違っているので、しない。

 

本当、ただ今はその失った悲しさと、

自分の何もなさに途方に暮れている感じだ。

なんか、急に馬鹿馬鹿しくなっちゃってさ、

いや、真相は分からないけど。

後から見返して、クソみたいな気持ちになりたくないから

書かないけど、多分結局他の人が好きなんだろうな。

とか言いながら、今も写真見ちゃったりして、

ああくそ、まだ好きなのに、とかいう変な気持ちになったり、

少し思い出しそうになったり。

けど、そういう時間かなり減ってきてるし、

気持ちもそこから離れてきてるから、随分マシになったか。

僕もね、かっこいい男になりたかったよ、チクショウ。

 

まだわからないけど、結局このまま何も起きなかったかのような気になって、

それぞれただ忘れていくだけのような気がするよ。

それに、このことがきっかけで色々気づけたことが本当に大きかったし、

彼女にはそれでも感謝してるよ。

愛だって、一瞬でも感じられて、その間は幸せだったよ。

その分、別れはつらいなあ!

春の別れはつらい。

 

今日は面接行った後に、六本木に五木田さんの展示を観に行った。

最初、ギャラリーの場所が移転していて辿り着けず、

どこかの商業施設の前で立ち止まってiPhoneでマップを見ていたのだけど、

無意識に涙が出てきてしまって、スクリーンの上に涙の雫が一滴落ちた。

ああクソ、泣いちゃってるよって思った。

 

その後、無事ギャラリーは見つけた。

展示、事前にSさんに少し話を聞いていたし、期待は大きかった。

その期待を更に超える内容の展示で、本当にあの瞬間、ただただ美しいものを見るのが幸せだった。

そんな中、Aちゃんと一緒に見に来れたら、Aちゃんはどう思ったんだろうとか

かっこいいから教えてあげたいな、とか思った自分が、もう悲しくて惨めだった。

五木田さんの黒は、光を全部吸い込んでしまうような黒で、

その黒をじっと見つめていると、そういう気持ちは落ち着いた。

勝手な話、その黒に自分のそういうものを沈めてきたような感覚さえある。

 

最近Oさんに聞いた、最強のレスラーの話を思い出した。

真相はわからないけど、頭にあるイメージがこんなに自在に描けたら

もう楽しくてしょうがないだろうなと、勝手に想像した。

 

帰り、もう自分もとにかく辿り着くために絵に集中するしかない、

お前やお前のその彼には描けないような、クソ美しいものを作ってやるという気持ちで、

勇んで歩いていた。

昨日も行った画材屋で更に画材を買い込んで帰ってきた。

 

YouTubeでキャンバスの貼り方のビデオを見ていると、面接先から電話がかかってきて、採用が決まった。

けど、嬉しさは感じなくて、ただ不安だった。

ほとんど1年くらい、ずっと家にいて、外で働いていなかったので、

急に週5日とか働いたらどうなるのかわからない。

制作の時間を作るのが大変になりそうなのと、遊びができなくなりそうなのが嫌だ。

耐えられなければすぐにやめるつもりだけど!

 

とりあえず今決まってる展示には、遺作というか命懸けるような気持ちで取り組むつもりなので、

それは譲りたくないし本気でしたい。

なんで、そう思うかって、あの子に捧げたいとか見てもらいたいって気持ちが根底にあるような気がするんだけど。

まあ、もうその頃にはきっと何も届かなくなってると思うな。

けど、関係ないよ、やるよ。

 

だって、何もしないと何も起きないしな!

クソ美しいものを作ってやる。

結局、少しの間、幻をみていただけで、

全部何でもなかったんじゃないか、という感覚が一番しっくりくるときがある。

今朝になって急に客観視できるようになって、

もうどうしようもないんじゃないかと思うし、

今日からは昨日程狂ったように彼女の幻影を追わないような気がしてきた。

 

こんなもうどうにもならない状況なのに、そうは言わない周りの人は優しいと思う。

昨晩は人に会って、彼女の話ばかりをした。

とにかく時間が経ってなさすぎるということも、馬鹿だけどやっとわかった。

その間にも、ミスしてしまったことは多い。

少し悔やむ。

 

とは言っても、やっぱり彼女とのコミュニケーションそのものは諦めたくなくて、

飽くまでもポジティブで、とりあえず自分のことに集中して、

するべきことをして先に進もうと思う。

今日はその一歩として、これから面接がある。

早く環境変えたいので決まると良いな。

 

お金ができたら画材を買って、展示に向けて制作をする。

本も作る。

結局、その子のこと以外は、(環境)出会う前とは変わっていなくて、

ただ今までにしてきたことを殺さないで、大切に続けていくしかない。

その子と出会って、ごまかして無視していたこと、自分のまずさに気づいただけで、

そもそも最初からこうだったんだ。

 

何もしないと何も起きないので、とりあえず頑張ってよ、自分。